当グループは米国ミシガン州に本部を構え、世界各地に多数の企業グループを擁しつつ、国際標準規格に基づく各種マネジメントシステム認証をはじめとする多様なサービスを展開してまいりました。その中には「ISO 15189:臨床検査室 −品質と能力に関する要求事項」の認定事業も含まれ、各国固有の文化・価値観・状況を深く理解した上で、最適かつ信頼性の高いサービスを提供しております。日本においては事業拠点を構えてからすでに30年近くが経過し、その間、勤勉さと卓越した能力を兼ね備えた日本のみなさまと歩みを共にしてきたことは、私にとってこの上ない誇りです。

一方で、調和を重んじる風土は美徳ではありますが、ときに健全な競争を阻害する要因にもなりかねません。 今こそ公正かつ適切な競争原理を導入することにより、医療の質をさらに高めるべき時機にあると考え、このたび日本において「ISO 15189」の認定事業を開始いたします。真に価値ある、適正かつリーズナブルな認定審査サービスの提供によって、日本医療の益々の発展に貢献できることを心より楽しみにしております。
ペリージョンソン ラボラトリー アクレディテーション インク
ファウンダー ペリー・ローレンス・ジョンソン
※この動画は、英語で話した内容を自動翻訳ソフトを使用し日本語へ翻訳したものです。

医療技術は日進月歩の勢いで進化を遂げており、正確な診断や治療方針の策定には、各種検査結果が欠かせないものとなっています。こうした検査結果を迅速かつ妥当で信頼性の高い形で提供することは、医療の質を高めるための前提条件といえるでしょう。そして、その実現には高度な技術力とともに、それを確実に支えるマネジメントシステムの有効性が必要不可欠です。当社ではISO/IEC 17025の認定も行っておりますが、「ISO 15189」はその目的が大きく異なります。ISO/IEC 17025的な発想での精度管理等に偏った審査では、本質を見失ってしまうおそれがあります。私たちは、技術面とマネジメントシステムのバランスが取れた実効性のある認定審査サービスの提供が重要だと考えています。
また、審査にかかる費用が過度に高額である場合、中小規模の医療機関にとっては導入の負担となってしまいます。私たちは適正な料金設定を通じて、より多くの医療機関がISO 15189を導入し、その真の価値を実感していただける環境づくりを使命と信じて取り組んでおります。みなさまのお力になれることを心から願っています。
ペリージョンソン ラボラトリー アクレディテーション インク
社長 トレーシー・サーツェン